愛知県豊田市で17日、小学1年の男子児童が校外学習後、熱中症のうち最も重い熱射病で死亡したことを受け、文部科学省は18日、各都道府県教育委員会などに対し、熱中症の防止のため適切に対応するよう求める通知を出した。
通知では、校外学習や部活動などの際は、気温や湿度に配慮し、活動の中止や延期、見直しを含め柔軟に対応するよう求めた。
また、活動時には、こまめな水分・塩分補給や健康観察を行い、熱中症と疑われる症状がみられた場合には適切な応急手当てをすることなどを要請した。文科省は今年、5月と今月4日にも通知で熱中症防止の注意喚起をしていた。
学校の安全に関する情報収集や研修を行っている学校安全教育研究所の矢崎良明事務局長は「学校の教育活動や部活動は大切だが、子供の命に代えられるものはない。気象状況は以前と大きく変わっているため、学校は常に様々な情報を収集すべきだ。判断に迷った場合は教育委員会などに聞くことも一つの手段だ」と指摘する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00050051-yom-soci
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