新しい年度が始まる4月。新入社員がフレッシュな気持ちで社会人生活をスタートする一方で、入社して数年で辞めてしまう若者もいます。なぜ、それほどの短い期間で辞めてしまうのでしょうか。
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日系金融機関に入社後、2年1か月で退職
A氏は就職活動を順調に乗り切り、日系金融機関に就職を果たしたものの入社後2年1か月で退社してしまいました。原因は何だったのでしょうか。
「一言でいえば閉鎖的な職場環境で、1日中同じ席で仕事をするのが嫌になったというのが正直なところです。昼ご飯も「シマ」と呼ばれる同じ部署の同じ班で食べに行くので、ほぼ1日同じメンバーと一緒という状態。皆いい人ばかりでしたが、息が詰まりそうでした」
昼食は社外に食べに行ってもよさそうなものですが。
「もちろん時折は同期と約束して食べに行ったり、買い物があるという理由で外に行っていましたが、便利で安いのでほとんどは社食で食べていました。ただ、毎日同じことの繰り返しだと、さすがに入社してすぐの若い年齢だと嫌気が差しますよ」
仕事内容はどうだったのでしょうか。
「仕事は資本市場関係だったので非常に勉強になりましたし、上司も丁寧に指導してくれたので、それ自体は感謝しています。ただ、資本市場の仕事は結果が明確に出ますので、市場で仕事をするからには、頑張った分の評価はほしいという欲が出てきました」
それは給与ということでしょうか。
「そうです。その点においては外資系金融機関のほうが頑張った分のリターンはよかったので、そちらに目が向いていきました」
何が不満で外資系金融機関に転職したのか
それで転職したということですか。
「はい、わずか2年と1か月です。親や知人はもう少しいてもいいのではないかと言っていましたが、先ほどもお話ししたように毎日同じ行動をするのが本当に耐えられなかったです」
「これは日本の会社だから仕方がない、と言われてしまうかもしれませんが、資本市場で働いて結果が明確に出るのに、先輩後輩関係が厳然としてあることには違和感がありました。私が配属された後に他部署から年次が上の先輩が移動してきたのですが、私同様に資本市場のことは詳しくないのに先輩風を吹かすのも嫌でしたね。そんな様々なことが積み重なって外資系に転職しました」
外資に転職して本当に困ったこと
外資系金融機関に転職してからは順調だったのでしょうか。
「いきなり給与がグッと上がってやる気になりました。ところが入社してからがショックの連続でした」
「まず、入社当日に人事部から簡単なオリエンテーションを受けた後、名刺を渡され、自分の席に案内されました。そして自分のスケジュールなどを管理してくれるアシスタントに紹介されました。アシスタントからは、電話はここに使い方が書いてあります、ブルームバーグ端末も今日から使えるようにしてあります、頑張ってください、以上。というような感じです(笑)」
「それからしばらく机を整理しながら静かにしていたのですが、誰も来ない。お昼時まで本当に誰も来ないんです。正直困りきって、上司の部屋に今日から何をすればいいのかと聞きに行きました」
上司は何と言ったのでしょう。
「米国人の上司だったのですが、初めは私の質問にポカーンとしていました。しばらくして、電話や名刺はもうもらったんだろうと聞かれたので『はい』と答えると、じゃあすぐに仕事できるじゃないかと言われました。このとき初めて、えらいところに来てしまったと・・・(笑)」
仕事とは何か
つまり、仕事は自分で考えて創り出せということでしょうか。
「そうなんです(笑)。これは言い訳じみているので笑い飛ばして聞いてほしいのですが、社会人3年目の春にこの状況はかなり厳しかったです。日本の大手金融機関でわずか数年過ごしただけで甘えがあったんですね」
「さんざん悩んだ挙句、自分なりの考えをもとに質問にいくと、外国人の上司や同僚は非常に丁寧に答えてくれました。その時は、外資系といっても優しいし、正直懐が深いなと思いましたね。デキる人は意地悪をしなかったです。逆に日本人の先輩の中にはそうではない人がいたのが残念です。日本で経験した異文化体験ですね」
その後、その職場で仕事を続けられたのでしょうか。
「日系金融機関をやめる前、先ほど触れた先輩に『お前なんか失敗しちまえ』と、笑いながら、でも目は本気だったような気がしますが、言われたのが妙に心に残っていたので頑張りました。そうしたこともあって、その金融機関に10年近く在籍しました」
「外資系金融機関はある程度同じかもしれませんが、転職してきた人でもうまくいかないと大体2、3年で辞めていきます。ビジネススクールを卒業した人も同じです。それを考えると長くいたほうだと思います」
給与はどうだったのでしょうか。
「年齢に関係なく、ポジションで給与が決まります。ポジションが上がるごとに給与は上がっていきました」
すぐに会社を辞めて後悔していることは何か
では、最初に勤めた会社を3年で辞めてしまったことを後悔しているのでしょうか。
「唯一後悔しているのは、同期とのつながりでしょうか。やはり3年で辞めてしまうと同期とのつながりは薄れてしまいます。優秀な同期もたくさんいて刺激的だったので、そこだけは残念です」
「ただ不思議なことに、最近同期が独立したりすることも多いのですが、それに対しては”ようこそ!”という感じです。日本企業に新卒で入社する醍醐味はやはり同期のネットワークではないかと今でも感じています。外資系金融機関は孤独でしたから」
皆でお昼を食べに行くのが嫌だったのではないですか。
「外資系金融機関では、仲のいい同僚と時間が合えばランチをすることはありましたが、普段は皆忙しく、ほとんどそういうシーンがないので、1人でデスクでランチをとることが多かったです。ない物ねだりで本当に恥ずかしいですが、それはそれで寂しいものですよ」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00005787-toushin-life
みんなのコメント
外資系で何をして、今はどういう状況になっているかを書かないと読む価値ゼロ。全く役に立たないムダ記事。現在は失業保険で求職活動しながら節約生活してますとかだったら猶更載せる価値ゼロ。全然自分のスキルを活かしてない上に己の我儘だけが鼻に付く印象が拭えません。
でさ、最初3年居て、外資に転職して10年でしょ?
新卒23歳として、もう中年じゃん。つまり昔話なわけだ。
当時の若者と今の若者とはまた違うだろうと。
それに「新人が、ではなぜ辞めるのか」という核心がない。
ただ、「A氏」という人物の過去歴。
こんなの記事とも言えない作文だよ。
とおっしゃいますが、それ極めて日本的な職場ですよ。
転職先の外資系も辞められ、おそらく今は自営業でしょうかね。
就職して転勤で分からない場所に配属になり、いきなり名刺渡されて後は宜しくでそのまま2年が経過しました
釣られてやめる若手がいるかも。まーそいつらが自滅するのは勝手だが
収入も成功も失敗も自分の能力次第なのだから。
転職して成功した人も知ってるけど失敗した人も同じぐらい知ってる(給与、待遇、仕事内容)
なにが、本当に重要なのかを明確にさせるのは転職する前はしっかり考えた方がいいと思う
オーナーと経験して、自分には最後のオーナーが一番合ってると思ってます。そこまで来るのに十五年かかったけど、それでも満足いくような
生活が送れている。だから迷ってもいいから、いろいろと探してください。自分に合わない会社にいることはない。
自分で仕事を見つけるといわれて、名刺片手に営業に回ったとかエピソードないんですか?転職成功めでたしめでたし?
まったく心に響かない記事です。
成功してれば正しかった。
失敗したら間違いだった。
でも失敗談のほうがみんな喜んで読むちゃうん?
もういちど書き直しやね
成功談だけ聞いてマネする人が増えないように。
転職しなくても十分成功していたと思うよ。
タイトルからミスリードさせる内容ですね。金融なんてツブシが聞く業界では、転職なんてまったく珍しくないですよ。
読んで損した。
wwwwww
この後どういうコメが続くか
楽しみ
如何に日本企業のマネジメント能力が低いか良く分かる
その上こう言った記事特有の、何か鼻につくところが全然ない。
爽やか。
私の従兄弟ですが、財閥系を三年以内で
やめて、会計事務所に入り
公認会計士の資格に。
本人の努力次第だと思います。
本国の社員は金曜休んで三連休やロングバカンス「当たり前」に取って
国内はあくまで標準休暇で50歳過ぎたら何時放り出されるか・・・
結局大成するようになっている事が多い
体を壊したら元も子もないが
苦労は将来役に立つ