◇「2人を取締役」人事発表 創業家の経営への関与強まる
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは11日、柳井正会長兼社長の長男一海氏と次男康治氏をそれぞれ取締役に充てる人事を発表した。11月29日開催予定の株主総会を経て就任する。創業家の経営への関与が強くなり、同族経営色が濃くなった格好だ。
柳井会長は11日、東京都内で記者会見し、「(自身の)退任は考えていない。必要とされるうちは社長をしたい」と述べ、当面は退任しない考えを強調した。世襲に向けた準備とみる向きもあるが、「決して2人が経営者になることではない」と否定した。
同社は同日、2018年8月期連結決算を発表した。中国や東南アジア地域など海外のユニクロ事業がけん引し、売上高は前期比14・4%増の2兆1300億円、最終(当期)利益は29・8%増の1548億円といずれも過去最高を更新した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000085-mai-bus_all
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