ある日突然、子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら? 学校の先生に相談し、何かしらの解決策を見つけようとする親は少なくないはずです。

でも、その過程で学校と信頼関係が保てなくなるケースもあります。親自身の気持ち、子どもの気持ち、学校とのやりとり……。

様々な「はざま」の中で、学校を変える決断に至った親子に話を聞きました。「モンスターペアレント(モンペ)扱いだったと思う」とも振り返る親が、最も大切にしたことは何だったのでしょうか?(朝日新聞記者・山下知子)

学校の対応に不信感
学校は行くものだ。

北九州市に住む早川みどりさん(50)はずっと、そう思っていました。だから、高校3年の長女二未(ふみ)さん(18)が、小学3年の6月に発したこんな言葉に、とまどってしまったといいます。

「先生が信用できない」
「先生が怖い」

みどりさんが「何かあったの?」と尋ねても答えません。そして、二未さんは学校に行けなくなりました。

みどりさんは、娘を引っ張ってでも学校に行かせようとしました。玄関から追い出して鍵をしめたこともあります。でも、娘はドアの向こうで立ち尽くすだけ。「体が動かない」との訴えも当時は理解できませんでした。

「何があったのか言ってくれないと、お母ちゃん、わかんないよ」。尋ね続けると、二未さんがようやく口を開きました。

「同級生が○○ちゃんをからかい、○○ちゃんが泣いた。それを見た担任の先生が『なんで泣くの?』と言った」――。

二未さんは1年の時、同級生にぞうきんを口に入れられたことがあります。その時は、当時の担任が止めてくれました。でも、「今の先生は、いじめられた時に止めてくれないかも、と不安になったみたい」。

みどりさんは考えました。担任から「ちゃんと見守っているよ」というメッセージが娘に届けば、学校に行けるのではないか。

その思いとともに、担任に手紙を書いてほしいと提案しましたが、「何を書いていいか分からない」といった返事が返ってきたと記憶しています。みどりさんは「何でもいいんです。今日は暑かったね、でもいいんです」と伝えました。

来た手紙は「みんなリコーダーを頑張っています。二未ちゃんは頑張っていますか?」。みどりさんはびっくりしました。「頑張ってって、二未にはいま、一番きつい言葉なのに……」

それでも、みどりさんは学校と一緒に解決策を考えようとしていました。校長にも今後の対応策について相談しました。すると、1冊の本を渡されました。しかし、その本は「不登校の子どもの家は散らかっている」といった、問題は家庭にあると言わんばかりの内容だったそうです。

不信感が芽生えました。


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ネットの反応

1.
まず、モンスターペアレントを「モンペ」と表題に入れる意味が分からん。今でもそんなに普及した短縮用語じゃないだろうに、不登校当時はさらにそんな呼び方してなかっただろうよ?全く最近の物書き連中は!

それと他の人も書いているけど、姉弟みんなが不登校って、家庭環境のほうに問題あるだろ?育て方とか親の性格とか、でなければ(遺伝か何か知らんけど)全員が今で言う発達障害系とか。学校の他の子供達は常識的に登校してんだから、ここん家の家庭の問題。
言っちゃぁ悪いけど、誰もが思ってて口にしないアレだろ?「いじめられる方にも問題がある」ってヤツだろ?

2.
この子、字が綺麗だから、少し几帳面過ぎるんじゃないかな?

世の中はええかげんなモンや、という事を受け入れられないんだと思う。

この子なりに「学校はこうあるべきだ。」という思いが強すぎるとでも言うか、

時には自分を曲げて流れに任せる事も必要だ、とは思えない性格みたいだね。

3.
送り出す親も子も人間であるが、先生も人間だから。
聖人でも君子でもないね。
ダメと思ったらしょうがない。相性が悪かったと思って諦めるしかない。
会社と違って行かないイコール生活破綻って訳じゃないし。
幾らでもやり直せる年齢だからね。
4.
正直いじめがひどすぎるとかの場合だったら、学校には行かなくていいと思う。今はネットも発達しているから自分で勉強することも十分可能。
ただ、学生の時まではそれでいいが問題は社会人になってからだよね。会社に勤める以上集団の中で働くしかないわけだし、それができないのであれば自分で起業してやっていくしかない。不登校の場合はある意味人の何倍も努力しないとなかなか生きていくのは厳しいのが現実。
5.
家庭というか 母親に問題だな。
6.
40人近くの子どもがいて、それぞれの要望に応えるのは無理でしょ。
集団で生活していれば、自分と合わない人がいるのは当たり前。
その中で自分をどう出していくかを学ぶのが学校。
?15歳の子にとっての社会。
そこで逃げていれば、その先の本当の社会でもっと苦しいことが待ってます。
みんな何かしらもがいています。
頑張りましょう。
7.
自分で生んで育ててきた子供の気持ちがわからなくて、引きずってでも学校にいかせようとしたり家から締め出したりしたくせに、先生が手紙に「頑張って」って書いたら、頑張っては言ったらダメなのに・・・って文句ゆうなんて、モンペにしか思えない。
兄弟揃って不登校なら、親に問題あるんじゃないの?
8.
この家庭で育つと皆不登校になりそう…
子どもに不信感を与えているのはこの両親。

子どもたちの成人後が心配になる。

9.
ここの書き込みを見ていると、改めて日本が多様性に不寛容な社会であることを実感させられます。「みんな我慢しているのだから、あなたも我慢するのが当たり前」という価値観が、日本社会の病巣の根源にあります。それを変えていくのは教育の役割ですが、今の教育界の有り様じゃまったく無理ですね。
10.
なんでもいいからって書いてもらった手紙に難癖つけるのはなんだかスッキリしない。
11.
やっぱ朝日さんは甘いなぁ。人間なんてそんなに上品には出来てませんよ。始めから殺伐とした存在なのですよ。弱いといじめに遭うのです。強くなれないなら強いヤツの陰を利用したりするものですよ。朝鮮なんか良い例です。
朝日さんが持ち上げて保護したり嘘で庇ってあげたのにあのザマですよ。おとなしくしてる強いヤツを弱いと勘違いしてたら最期にはボコボコにされますよ。
自分の子供だけに優しくして欲しいと思うのは親としての本能だけど、それって全員の親もそうなんだからなかなかうまく同じようには出来てません。
今の学校は余裕もないし、先生の能力もバラツキが大きいです。学校だから全員にステキな教育やら愛が配布されるなんて幻想ですよ。子供の発育にも差があります。
学校に頼ってはいけません。なんでも対応するのが当たり前と思ってはいけません。学校ほどむき出しの最悪な世界はないですから。地獄だと思ってください。笑笑大笑い
12.
我慢して「普通」になろうとしなくても、辛い場所から逃げて好きなように生きればいいし、自分に合った学校を見つけるのもいいと思う。
でも、私はそれをして大人になってからも逃げてばかりの人生になるのではないかと心配なので、できるだけ「普通」を目指して平和に暮らそうとしています。
13.
こんなんじゃ理不尽たらけの世間を生きていくのは難しいだろう。
14.
あまり共感できる内容ではない。
読めば読むほどモンペの感じがしてきた。先生に頼むばかりで、親は?しかも子どもに聞くことではないことを聞いてるし。
いろいろな解決方法がある中で、学校のせいにして自分たちの行動だけを聞いて!って感じで納得できない。
15.
兄弟、不登校、通信制、とか お子さんはもともと人との交流が苦手なのではないでしょうか?
学校の対応も重要ですが、社会に出たら いつまでも親が付いているわけにはいかないと思います。
親御さんも子離れしてはいかがでしょうか。


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16.
先生に自分の子だけ特別扱いせよ、としか読めないのだが?
心が繊細な子もいるだろうが、学校という集団生活の場で世の中に慣れていかないと結局社会で暮らしていけないと思うのだが?!
17.
良かった…読んでモヤモヤと違和感を覚えたのは自分だけではなかった。
18.
当たり前のことを要求すれば、モンスターペアレントですか?当たり前のことは要求することができないんですね?店でも一緒ですよね、店員の不手際指摘すれば、クレーマー扱いです。
会社相手でも一緒です、必ずこの会話の内容は録音しますとコメント入れてから、内容を聞く。物事の不合理しちゃいかん世の中になってしまったんですね。決して神様につもりでも威張ってるわけでもないんですけどね。
19.
ちょっと順応力、対応力が人よりあれなのかな?って思った
これから先、それが必要な事って沢たくさんあると思うから養ってほしい
スポーツとか何かしてたのかな?
別の居場所を作るのもありだと思う
いじめとはまた違った話で難しい
学校だけが全てではないけど社会人になればしんどくなるかも
20.
クラスに40人の子供がいたら、先生はMAX目をかけたとしても「あなたの子供への目のかけ方はあなたの40分の1が限界」だよ。そこが人間としての限界
うちの子にもっと気を使ってうちの子にピッタリ合わせた対応してくれたらって親としては思うのかも知れないけど、無理。
21.
お宅の方たちと関わりたくないです。
家族の話は聞き入れるけど、他人は信用できない的なのはキツい…
大人になって就職したあとが思いやられそうで同僚になりたくないです。
22.
畑と種のDNAが悪いのだよ。気付け
23.
読んだ印象は「メンタル弱いなぁ」です。
24.
娘は家事手伝いでヨシとして息子の進学就職社会参加どうするの?
このままニートまっしぐら
両親が養い続けるの?
25.
結果的にモンペでしょう。
学校の対応うんぬんってあるけど、
あきらかないじめじゃなければ対応できないよね。
将来この兄弟が、ひきこもりニートに
ならないことを、お祈りいたします。
26.
兄妹全員不登校、進学先でも不登校。
これは本人、家庭に問題があると思われても仕方ない。

不登校自体は子供の病気の一種だと思うし、治るまでは家族も学校も一緒になって見守る。
行けない理由、不安の原因を取り除く事はほとんど不可能な場合が多いです。
子供は毎日『今日もまた行けなかった』という思いで自己嫌悪し、苦しんでます。根気強く『行けなくても大丈夫』と言い続けて罪悪感を少しでも和らげるように見守るしかないと思いました。

27.
自己肯定感の低い子供が増えています。もっと自分に自信を持って自主的に行動できるようになるには、乳幼児期の親との関わりがすごく大事なんですよね。
きっと小さい時からなんでも親が解決してきてくれたんじゃなきのかなぁ。
28.
この先、この子達が大人になっていろんな問題に直面したら
この子達はどう”自分で”解決しようとするのかな?
”嫌だ、ダメだ、無理だ” で問題から逃げるようになるんじゃね?
これは学校の責任でも何でもないよ?
29.
モンペって、戦中の話かと思ったぜ。今どきは、くだらねーことしか、脳のない軽い奴ばかりだな。ハハハハハハハ。戦中のモンペ時代なんて死に物狂い時代。軽々しく、モンペとか言っていること自体不愉快だよーん。たいしたことでもねーのに、大げさに騒ぎくさって。
30.
いやいや、モンペだよ


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