日韓両国の文化・人的交流拡大について検討する外務省の有識者会合(座長・近藤誠一元文化庁長官)は3日午前、「未来志向」の関係づくりを促進するための提言を取りまとめ、河野太郎外相に手渡した。
政府はこれを踏まえ、両国の関係改善を一段と進めたい考えだ。
今月は1998年10月の日韓共同宣言から20周年の節目。提言は、歴史問題などの懸案を抱えつつも緊密に協力する両国の歩みを「日韓モデル」と名付け、
これを推進する必要性を強調している。その上で、民間などの自由な交流の阻害要因を取り除くため、政府に「適切な政策・制度を後押しする」よう求めた。
具体策として、映画やドラマ、音楽を相互に紹介したり、共同製作を支援したりする制度づくりを提案し、双方の代表的書籍を共同で翻訳・出版することも盛り込んだ。
青少年交流の拡大や共同の観光宣伝も明記。日韓のプロ野球チームによる「アジアリーグ」の創設も一案として示した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000033-jij-pol
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