京都府与謝野町岩屋地区の住民でつくるNPO法人が自家用車を使用した無償運送の実証実験を始めて今秋で1年となる。
高齢化が進む地域での運用は好評な一方、ドライバーの善意で成り立つ側面が強く、気が引けるとの声もある。地域に「助け合いの輪」を広げようと活動する同法人の無償運送に同行した。
10月の祝日。午前10時ごろ、NPO法人「岩屋熱気球」会員の浪江孝一さん(69)が運転する車で利用者3人を順次、自宅まで迎えに行った。「今日はどこへ行きましょうか」。浪江さんが尋ねると、利用者たちは町内のスーパーを挙げた。
この日の利用者は地区内に住む71~80歳の男女。いずれも車やバイクといった移動手段や運転免許を持っていないという。
無償運送を何度も利用している小倉正紀さん(78)は「普段、買い物や病院へ行くときはバスを使うが、乗り継ぎが大変なので助かっている」と喜ぶ。
「楽しく利用してほしい。予定になかった場所へ行くこともあるが、なるべく柔軟に対応している」と浪江さん。この日は乗車時に希望があったスーパー2軒のほか、途中で要望が出た別のスーパー1軒にも立ち寄り、約1時間半後、利用者たちを自宅へ送り届けた。
無償運送は地区内に住む介護認定を受けていない高齢者が対象。緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を登録してもらい、旧野田川町内を中心にスーパーや郵便局へ送迎する。現在約15人が登録している。
ドライバーは同法人に所属する50、60代の会員5人。一定金額以上の自動車保険に加入していることが条件で、仕事の傍ら、休日にドライバーを務める人がほとんどという。
地区の高齢化率は3月末時点で43・29%と、町の高齢化率35・31%を大きく上回る。同法人理事長の大内一博さん(69)は「地区内には商店が少なく
、車を持っていない人や免許を返納する人もいる」と言い「ドライバーに負担になりすぎず、地域の人たちが楽になるようにしたいが、どうすればいいのか」と話す。
無許可での自家用車を使用した有償運送は道路運送法で禁止されている。同法人の無償運送はドライバーがガソリン代などを負担して運行しており、利用者の中には「ありがたいが、申し訳ない気持ちにもなる」と打ち明ける人もいた。
大内さんは「せめてドライバーに経費を渡すことができれば、取り組みはもっと広がるのではないか。地道に活動を続けて、今後の制度の見直しにつなげたい」と期待する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000020-kyt-soci
ネットの反応
素晴らしい取り組みだね。
高齢者の交通事故が多い中、日本中に早く普及して欲しい。無償に関しては、もっと政府が取り組むべき課題。年間の税金の無駄使いが、1,000億もあるなら、こっちの経費で使うべき。
タクシーやバスが成り立っている理由を考えたら、何でもタダは、どうかとも思う。
国や地方が、高齢者の免許返納を求めるなら、こういうことへの補助するなり、ガソリン代も高騰しているし、300から500円位は、利用者からもらってもいいと思う。
何でもサービスが無料だと思うなよジジババ
個人的には無償は駄目だと思う。先ずガソリンや自家用車迄自分の負担では余裕のある方にしか出来ない支援なので地域は限定されてしまう。また有償(買い物支援やタクシー等)で生活をしている方もいるので無償が増えてしまっては収益が減り仕事にならなくなる。
何にせよ「タダ」ってのは、よくないな
どうせ長続きしない
うちは自治体が同じような取り組みやってます。
利用者は月会費か年会費100?500円位支払い、大型車に乗り合わせて週に3回程馴染みのスーパーに行っている。
それは良いとして、なぜかその利料はマンション自治組合費から出てる。しかもたった1人の高齢者の為に。
いくら高齢者の為にといっても、個人が利用するのを自治会が払うって何だかおかしくない?!」と思ってしまう。
確かに微々たる金額ではあるけど、どうも釈然としないのは自分の心が狭いだけなのかな…。
話が逸れてすみません。
経費をもらったら
プロだからね(^-^)。
デイケアなどの送迎は
介護保険からお金が発生している
プロだけど
ドライバーは二種免許のない人ばかり…
近いから安い訳でもないしね(^-^)
またまた
得意の規制緩和ですか?
事故発生に対してのルール明確でないと問題発生後に大問題発展では? タクシーのグループ利用ルールを暫定的に作成運用すると良いのでは? また、タクシーの定額運賃コースを増設したり運用ルールを流動的に変更可能な範囲を広げるなど地域特有のルール策定検討願います。
人は老いると短気になる、融通が利かなくなる。
一度無償で始めてしまうと、それが当たり前になり有償化すると凄い苦情になりそう。
市町村がシルバー人材活用等で報酬払いながら最初から有償でサービスやる等考えないと。
「老人福祉は無料」的な刷り込みを変えて行かないと日本は潰れる。
何でも無償はダメ。対価は必要。
ボランティアという言葉で安易に頼ってはいけない。
仕事にしないと、たち行かなくなるのは時間の問題
「我が一番」の都会では、決してしてはいけない方策だと思います。
情のある、お世話になっている、ありがたい、と思える人が多い田舎だからこそ、成り立ち得る施策なのだと思います。
体一つのボランティアより更に経費がかかりますよね。ガソリン代とちょっとした手間賃位出してあげていいんじゃないでしょうか。
事故責任
自己責任
クラウドファンディング立ち上げて、利用者が1000円支援したら、リターンとして1時間利用できるとかしたらいいと思いますが
運賃を取ったら白タクと同じになってしまう。
無償だから出来る事ですね。
お金ではない価値観が生まれている、いやその存在に気付き始めた人々が出て来たような気がします。
つーか、NPOじゃなくて最小行政単位での仕事じゃないのか?自身の町がどうなっているかぐらいわかるだろ。この町や村、地域で年寄りになったらどうなるかはわかってるだろ。
国も、生きてるか死んでるのかわからない延命にのための医療に予算をつぎ込むなら、生きるために必死なこういう地域に予算をつぎ込んでくれ。
う?む、NPOとは言えガソリン代をドライバー負担てね…善意に頼りすぎるのもどうかと。
公共交通機関の利便性の低い地域での取組としてそれなりに良い事とは思いますが。
無償というのはいささかやりすぎだと思う
タダほど高いものはない
タクシーは商売上がったりだね
素晴らしいとは思うが、いいんだろうか?
助け合いではなくて一方的な奉仕では続かない
さっさと法改正して白タクを認めればいい
ウーバーみたいにアプリで配車、支払いはガソリン代と保険料、あるいはバス運賃程度をお礼として払う
利益を目的とした有償運送を禁止すべきであって、掛かる費用や謝礼程度の有償運送を認めればよい。
取り組みはいい事だと思うけど
無償は考えもの
ここのところガソリン代もバカになりません
1時間とか他人の時間を使う
そういった事に抵抗力を感じる日ともいるはず
NPOの会員になってもらって
会費を納入額してもらい
ドライバーさんには活動費みたいな名目で
1回に付きいくらとか
支払った方が
利用者も遠慮なく使えるのではないでしょうか?
私は、ボランティアである患者さんの団体の
お手伝いをしてますが
一回車で近くの駅まで乗せたら
移行必ずになってしまいました
ましてや、方向が違う人がいると
結構な負担でした
時々お礼にと色々頂きましたが…
無償だとそのうちパターンしそうな気がします
弱い者同士、金の無い物同士で助け合う中、権力者と裕福な者達は「それは良い事だ!」と褒めるだけで決して自腹で援助したりはしない。更なる自分たちの利益の為以外、決して本気で動かない。悲しいかな、これが今の日本
こんなの、もし地域ごとに強制的にやらされるみたいになったらたまらんわ
年寄りは金持ってんだからタクシー使えばよろしい
それが嫌なら街に引っ越しなさい
一番気になるのは、事故があった場合。
もらい事故の場合もある。善意だけでは難しい問題が多いのでは。
国や自治体が動くべきこと。もっと真剣に課題に向き合ってほしい。
高齢者向けのサービスに関する記事で、出てくるドライバーが揃いも揃って
(69)
っていうのがこの国ほんと末期。
みんな車の運転って軽く考えているけど、最悪人生を棒に振ったり、終わらせたり出来る色々なリスクの塊だからね。
それを無償でやるとかやらせようという事は、運転者に見返りも何もなく多大なリスクを背負わせるということ。
これを理解していない人が多過ぎる。
バスやタクシーだってお金取ってるけど、あの給料だってリスクに見合う仕事じゃない。
事故になった時の責任や保証はどうなってんの?
どうやってもお金が払えない困窮民なら行政がどうにかしたらいい問題だし、そうでないならちゃんとお金出すべきでしょ。
本来ならタクシーや代行者に報酬が行くべきなのに、善意にかこつけた奴隷制度はやめてほしい。
高齢者にはありがたいと取り組みだと思います。また、ドライバーの方には頭が下がります。
くれぐれも交通事故には気をつけてください。
制度的なことはよく分かりませんが、NPO法人が車を所有して保険にも加入して、ボランティアの方は運転だけするという方法ではだめでしょうか? そうすればガソリン代や個人の車を使うという問題だけでも解決できると思ったのですが…。