主婦業や母親業の息抜きに、友人と飲みに出かける、というママも少なくないようです。家事や育児から解放されてリフレッシュできるつかの間の時間。この時間があるから毎日頑張れる! という方もいらっしゃるかもしれませんね。その一方で「子どもを預けてまで飲みに行くなんて…」と眉をひそめる人がいるのも事実。はたして、子どもを預けて飲みに行くのは悪いことなのでしょうか?
旦那はいいって言ってくれたのに…
4歳の男の子がいるAさん(35歳)は、ある日ママ友からこんなお誘いを受けました。「来週の土曜日、ビアガーデンに行こうって話が出てるんだけど、どうかしら? もし、子どもを旦那さんに預けられるなら、ぜひご一緒しない?」。
子どもを預けて飲みに行ったことのないAさん。でも、久々に身軽に飲みに行きたい…という気持ちが強く、夫に飲みに行っていいか聞いてみました。夫は「たまには息抜きも必要だし、行ってきな。俺たちは適当にやっとくから、時間を忘れてゆっくり楽しんできたらいいよ」とふたつ返事でOK。
Aさんは数年ぶりに、のびのびとした楽しい時間を過ごすことができました。ほろ酔いで帰宅したAさんに夫は、「楽しかったみたいでよかったね。これからも機会があれば行ってくればいいよ」と嬉しい言葉をかけてくれました。
数日後、幼稚園に子どもをお迎えに行くと、数人のママがひそひそ話をしていました。何の話だろう? といぶかしく思っていると、飲みに誘ってくれたママが苦い顔をしてAさんに近づいてきます。「どこからか私たちが飲みに行ったのがあの人たちの耳に入ったみたい。『子どもを預けてまで飲みに行くなんて信じられない、育児放棄だ』って話してるらしいわよ」。
「育児放棄」という言葉にショックを受けたAさん、帰宅してからも暗い気持ちがぬぐえませんでした。そこへ実家の母親が電話をかけてきました。
思わず事の顛末を母親に愚痴ると、母親からもこんな言葉が。「そりゃあ、あんたが悪いわよ。旦那が子どもの面倒を見て、嫁は飲みに行くなんて、私の時代じゃ考えられなかったわよ」。
Aさんはすっかり意気消沈。「私が飲みに行ったのって、そんなに悪いことだったの? こんなことなら行かなければよかった」とまで考えるようになってしまいました。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00006348-toushin-life
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