アルバイトが主力となる飲食店を中心に、深刻な人手不足が続いている。「時給を上げたのに応募がない」「採用してもすぐ辞めてしまう」……。スタッフの確保がままならず、営業時間を短縮せざるをえない店がある一方で、募集をかけると希望者が殺到するケースもあるという。“採用力”の違いはどこにあるのか。人材コンサルタントの平賀充記氏に解説してもらった。
◆平均時給1000円の大台に!
依然として空前の人手不足が続く日本。働きたい人1人当たりにいくつ働き口があるかを示す有効求人倍率は、今年7月に1.52倍で高止まりを見せています。そして、この求人倍率と連動するかのように高騰を続けているのがアルバイトの時給です。an-Report(アルバイト求人サイトweb-an運営)によると、2018年8月の全国平均時給は1030円。東京、名古屋、大阪の三大都市圏では、もはや時給4ケタというのが当たり前になっています。
アルバイト・パートの中心職種である飲食系の仕事は、人件費の比率が高い労働集約型の業態であることから、時給相場はやや低めに抑えられる傾向がありました。しかし、平均時給は調査開始以来の最高値を更新し、ついに1000円の大台にのりました。
背景には、人材確保が困難を極める中、苦肉の策として時給を上げ続けざるをえないという、採用側にとっては厳しい状況が垣間見えます。
とはいえ、人手不足解消のために時給を上げるという手段も、そろそろ限界に近づいているはずです。どうすれば、採用の“勝ち組”になれるのでしょうか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00010000-yomonline-life
ネットの反応