ネットの反応

自分の判る範囲で言うと、少なくとも、宇野さんと加藤さんを外すってのはほぼ説明できないだろ、それがたとえ公安的考えだとしても。

感ずるに、この二人は、他の4人よりも、「保守」(括弧付きですがと、カッコで説明)とってすこぶる難敵で、それは何故かと言えば、彼らの保守や戦前の日本政治に関する分析は相当なものだからだ。

さらに宇野さんは地方分権に関しても見事な論客で、本人は学究の徒だから控えめだけれど、民主主義や、ありうべき保守主義とは何であるのかを平明に論説してくれる人だ。よくもまあ、この二人を外したもんだ。

任命拒否した6人が、自分達の政策推進において反対の立場で、かつ思想が異なるのが理由なら、そうはっきり言えば良い。その上で、6人が不都合と判断し、外したというならば、それはそれで構わないと思う。

「政府は、そういう考え方なんだ」で、多くの国民はそれで納得するだろう。学術会議のメンバーには、政府の政策に真っ向から反対する方は任命されないということで、今後は推薦する立場の方の選任基準も改められるだろう。

しかし、学術会議に10憶円の原資を出資しているのは、自民党ではなく、国民だ。そのスポンサーたる国民に対して、何であれ理由を明確にできず、不透明のままでいるのは、言えない黒い部分があるからだと思われても仕方がない。今後の選任に対しても、落とされた理由がはっきりしないと、政府の目に叶うような人選ができないだろう。

本当の任命拒否理由が言えないから、隠そうとして無理筋の言い訳をすればする程論理に矛盾が生じ、辻褄が合わなくなる泥沼感が。菅首相は異論排除の方針を宣言しただけあって、まともなアドバイスができる側近は排除されてしまったのでは?!

日本トップレベルの学者達が集う学術会議メンバーは、それぞれ専門分野も異なるが、大学で選別すると言う意味が不明。これだけ説明を引き延ばしてこの程度の説明では、一国の首相として考えが浅すぎるのでは。

「総合的・俯瞰的」とするなら大学名で選別するのは不適切だし、「説明できないことがある」とするならなぜ出身や大学の偏りを持ち出すのか意味不明。

総裁選で既に残念な討論能力が見えたが、身内で遠慮しつつ相手を立てるのが総裁選。国会では野党の容赦ない追及で露わになる答弁能力が興味深い。

任命拒否したことはそれでいいと思うが、なぜ任命を拒否したのか?についての説明は税金を払っている国民に対してするべきだろう。拒否の理由について右の人も左の人もざわざわ想像してるけど、当の総理大臣は一言も喋ってない。

理由をちゃんと説明して、ちゃんと国民に納得させてほしい。

自分の判断が全て、異を唱える者は排除という姿勢を徹底するためには一旦言ったことは内容がどうであれ、絶対撤回しない、修正したら威圧の力が半減、

だからといって司法に訴えても、裁判官も所詮サラリ-マン、左遷されたらたまらない、忖度、忖度。官房長官時代から、官僚を使ってだれがどこで何を言ったか膨大な数をすべて調べさせている、官僚だけでなくマスコミ、評論家、タレント、皆すべて忖度、忖度。

当初は自民党、公明党それぞれの会派の中にも任命拒否の説明はするべきだ、の声はあった筈だがその声はガス総理に届ける事はしなかったのか? 党内で問題にもならなかったと言う事か? 情けない。

挙げ句の果に学術会議に偏りがなんて根も葉もない発言をする始末。あんた達が選んだ総理だろ? 双党の議員さん、党員さん責任取ってくれよ。 本当にガスが学術会議に偏りがあると思っているのであれば、それはガスが勝手に思い込んでいる偏見です。

国際ジャーナリストの高橋さん『任命を拒否された6人の学者はいずれも、安全保障関連法や特定秘密保護法など、菅内閣が引き継ぐ安倍前内閣の政策に反対をしてきた。

さらには、6人中、3人が日本共産党とのつながりが深い民主主義科学者協会(民科)法律部会の幹部だったと報じられている。』これが、任命されなかった原因だと分析していますが、逆にあの櫻井よしこ氏率いる極右組織「国家基本問題研究所」の理事や右翼思想家も居ますが、それは許されるんですかね?

あの戦争に向かう暴走を反省し組織された学術会議に目的からしたら「あの戦争は間違っていなかった」という思想家こそ「アウト!」でしょ?

せっかくそっち系の人集めて櫻よしこ氏が『国家基本問題研究所』作ってくれたのですから、櫻井氏の元で仲良くウヨウヨ集まり研究していれば?楽しいでしょ?

管総理が「大学が偏っている」「多様性がない」という説明ですが6人を拒否したら多様性が確保でき、大学の偏りも解消されるのかということですが・・・。

名簿も見ていないと言われる管総理がどのようにして多様性がないと判断されたのか不思議でならない。若者、地方、民間と構成員の編成についても言及されているがどのように推薦するのかは学術会議法で決まっている以上それに従って構成員を選ぶのが法治国家として当然かと思います。

学術会議の改革と6人の任命炬拒否は全く次元
の違うことをごちゃ混ぜにして任命拒否のことの説明を遠ざけようとしているだけのように思います。説明して議論することで国民も理解が進むのだと思いますし、すっきりするのにわざとさけて混乱させているように思えて仕方がない。

菅さんへ。
総合的俯瞰的とか、人事に関わることだとか、今回については「多様性重視」とかお話しされてますが、仰っている意味が分かりかねます。多分、自信をもってご判断されたことだと思います。
国民の皆さまのすべてに堂々とわかる “ことば” で話してください。
お願いします!

任命拒否問題は野党は頭を使わないとダメだ。押しばかりでは「支持率」に結びつかない。国政調査権も大事だ。他の問題も質疑をしてほしい。一方、政権側は本当のことをいってほしい。「共産党系の学者を排除したかった」と。自民党は学術会議のあり方を変える議論に移そうとしているが、早いと。


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