企業に70歳までの就業機会確保への努力義務を課す「高年齢者雇用安定法」の改正案が通常国会に提出される。60代の働き手を増やし、少子高齢化で増え続ける社会保障費の支え手を広げる狙いがある。定年延長だけでなく、再就職の実現や起業支援などのメニューも加わるのが特徴だ。

■60代前半はすでに義務化

改正案は通称「70歳定年法」。2019年6月の閣議で決定され、19年末に始まった政府の全世代型社会保障検討会議の中間報告で明記された。国会で成立すれば、早ければ21年4月から実施される見通しだ。

60代前半については既に、企業は「定年廃止」「定年延長」「継続雇用制度導入」のうちどれかで処遇する義務がある。

60歳の定年を63歳に延ばしたり、従業員が希望すれば同じ企業かグループ企業で嘱託や契約社員などで継続雇用したりする必要がある。実行しなければ行政指導を経て最終的には社名が公表される。

厚生労働省の調べによると、19年6月現在で定年廃止に踏み切った企業は全体の2.7%と少ないが、継続雇用制度を導入した企業は80%弱に達する。

改正によって60代後半の従業員の就労機会を広げるため、従来の3つに加え4つの項目を追加する。グループ外企業への再就職を実現させたりフリーランス、起業を選んだ人に業務委託したり、企業が関係するNPO法人などで社会貢献活動に参加する人に業務委託したりする内容だ。

ネットの反応

1.
昔に比べて飛躍的に寿命は伸びたけれど、20歳30歳の時のように、元気に働けない。50歳過ぎて目が見えなくなってくると、注意散漫になり集中力も落ちてくる。それでも頑張って働いているのに、70歳まで搾り取るつもりか。
酷い国になったという実感しか湧きません。。。
2.
60代過ぎると体調やその他能力に個人差があり過ぎるので、年齢だけで区切るのは色々と難しいと思う。
3.
70歳定年にすると定年まで勤務できる人は少なくなると思う。

新卒で就職した場合に約50年。これってとても長い。大過なく過ごせる人はそんなにいない。自分自身が病気で苦しむこともあるし、40歳から50歳になると親の介護問題に直面する。出産や育児がある女性はよりハードルが高い。

企業は病気や介護等で休業する労働者の穴埋めに悩み、労働者は辞め時にも悩む。病気が悪化したり精神的に追い詰められて在職したままの死亡も増える。

雇用者も労働者も悩みが増えるだけだ。

政府は元気な60歳代を医療、年金などの社会保障の支え手を確保しようと導入を進めようとするが逆に疲弊した労働者が増えて医療費負担が増大してしまう。

60歳定年を変える必要はない。そこで満額の退職金を受けられる制度の方が働くモチベーションが維持される。
その後どうするかは働く側に委ねて働ける状態なら年齢に関係なく働くことができればいいと思う。

4.
おとなしい日本人よ、そろそろ本気で怒れ!と思う。

議員は自ら身を切る改革どころが、低レベルな仕事で報酬を貰い、それでも足りずにIR汚職で私腹を肥やし、さらに国家公務員のボーナスは90万円も支給があり、自らの政策の失敗は全て国民が負わされて、年金受給時期はどんどん延ばされ、年金額はどんどん減らされ、今度は70歳まで働けと言う。

現役世代の若者は老害と感じるだろうし、これから定年を向かえる60代はパワハラ世代がやっと引退してホッとするのも束の間、給与は減らされて、現状でも社員以上のかなりレベルの高い予算、目標、実績を要求されながら、あと10年も働けるだろうか。もしかしたら職場で人生が終わる人も増えるのではないかと思う。

こんな国民に幸せなどあるのだろうかと感じる。

5.
すきにすればよい。

政府の努力目標70歳定年。

我社、家族、友人知人の努力目標は海外移住。

少子超高齢化社会。
まぎれもない事実。
改善策は、現役世代を馬鹿にしたとんちんかんな政策ばかり…

滅亡しかないですね。
この国は。

6.
周りを70歳で元気なのは、口だけ達者。
事務職、公務員なら確かに続けられるでしょう。

でも、肉体労働や車を運転しなきゃいけない人らは大丈夫なのでしょうか。
あとは、会社的に給料を大幅に下げて、自主的に辞めることを促されるしかないのかな。
70歳でヨボヨボの爺さんら、気の毒だわ。

7.
少子高齢化で増え続ける社会保障費の支え手を広げる狙い

社会保障費がお金だけの問題であれば、日銀が通貨を発送すれば解決するのでは??

60代の人が働く→労働市場がジャブジャブになり働く人の賃金が下がる。→経団連大喜び って魂胆でしょ。

本当に阿部は売国奴。

8.
70歳定年とはお門違いも甚だしい。
そうではなく、結局、政府が構築したルールが破綻している結果のしわ寄せに過ぎない。
65歳定年退職、余生は医療格安、年金生活という安心未来。しかし現実は増税一途に70歳定年という不安未来。
このシステムを構築した世代が楽したかっただけ。本当に間抜けな政府だ。

兎にも角にもこの安心未来システムの最大のミスはテストをやってないこと。これに尽きる。
新システムを運用するときはいきなり本番環境でやるのではなくまずはテスト環境でやる。それが無理ならせめて何段階かのフェーズに分けて状況把握をしながら実施する。

時間は掛かるが小さな地域で実験的に実施して問題ないと判断してから拡大していけば良かった話。
実現可能か不確定なものにしがみ付かせるのではなく、初めから老後は2000万円の貯蓄が必要という現実を突き付けてくれた方がよっぽど信頼できた。

9.
国会・地方議員も65歳以上は、一般企業の契約社員と同じく時給制でええんちゃう(´・ω・`)?

2000円くらい(´⊙ω⊙`)?

何もしない!寝てる!だけの老害は無用(´・ω・`)∩

10.
途中で病気してリタイアしたらゲームオーバー
真面目に勤めていた人なら資産も少しはあるから生保も受けられず自殺してしまいそう
自殺でも高齢者が減れば政府的にはオッケーなのかな
11.
政府はというか政治家は国民を死ぬまで働けと言うのか?
寿命はあったとしても全てが健康な人がどれだけいるのだろうか?

その中からどれだけ働きたいと願う人がいるのだろうか?
結局は老骨にムチを打って働かなければ何れは年金を減らす手口が待ってるんだろうな。
こうなると労働者の奴隷化に近い。

その昔は年寄りは労ろうとかいって来た時代が今では年寄りは大変な時代になりつつある。
これからそこに向かう者にとってゆっくりする事もなく人生最後まで働きながら死んで行く人が増える事だろう。

折角の働く目安、目標も簡単に政治家の都合でコロコロと変えて欲しくない。
現代の日本人にはそれが幸せなのだろうか?

12.
最近の国会議員共は昔と違って世間で一般労働を経験していないものが多数を占める。若しくは労働者として適さないものが議員になっているのもいる。

そいつらが中心になって行動すれば安易に70歳定年ってなるかもね。

身体機能や記憶力が衰えるのにどうやって勤めればいいのか教えてほしいですね。
70歳にもなって20代の上司の言うことに対して素直に聞く奴なんかいない。

それより先に国会議員の定年を70歳にしたらどうかね。

13.
まっぴらごめんよ
60前にやめたいな
まぁ長くても絶対に60までだね
14.
70歳定年制??そんな愚策を作るなら70歳まで働かなくても普通の生活ができるようにしろ!
15.
一体いつまで働かせるつもりなんだ。︎
16.
あのさ、今の健康寿命の平均が72歳と言われてる中で70歳まで働け?それって殆ど死ぬまで働けと言ってるのと同じだよ。そんな人生送らされるなら死んだ方がマシと思う人間って少なくないと思うよ。
17.
介護は、会社でしてくれるから、安心です。
18.
そもそも起業して成功する確率は6%とされており
9 4%の人が失敗し資産の減少や借金を抱える事になる。
何とも無責任な話だ。
19.
良いと思う。
70歳になって雀の涙ほどの年金貰いながら時間を無駄にして生きていくよりは、働いて金を貰った方が安心だろう。

第一、自営業の人たちは80過ぎても元気に働いている。

20.
生きるためにお金が必要でありお金のために働いている。
政策に求められているのは、

死ぬまで働けるのを企業に課すことじゃなくて、
BIとか現物支給のように生きるためにお金そのものが
必要でなくてもいい社会システムへ転換することでは?

21.
現場を知らない人が机上で考えるとこうなる。
22.
正直私はこの年齢まで働かないで、
その前の年齢で年金をもらい生活したい。
23.
まずは国民にごめんなさいを言いなさい。
24.
うちの会社も定年延長や再雇用で高齢社員が増えているけど、
英語やITに弱いし、
何かと「今の若いもんは…..」

自分よりも若い上司に威張り散らすのすらもいる。
日本企業は老害でだめになる。

25.
勘弁してくれよ。じじいがいなくなんないと今の現役がずっと奴隷じゃねーか。
26.
老後資金を為、老後を優雅に過ごそうとするのが
間違い だね
27.
現在30歳ですが。
果たして自分が定年どうこう言われる頃にはどうなる事やらf(^^;
28.
大企業だけしか無理な話だね。雇う側も雇われる側もストレスになる業種のほうが世の中には多い。国というか政治家は結局国民任せで楽をすることばかり。
29.
提案している連中は総じて天下り退職金の繰り返しで悠々自適な老後を送るのが分かりきってることが一番腹が立つ。
30.
定年後の生活費の不足分(年金の不足分)を自分で稼いでもらう事は国にとっては都合の良い話ですね!
企業や国民に努力や負担を強いて、国は何も努力や負担をしないのでは納得いきませんね!

まずは国会議員さんと官僚さんは自分達の努力を国民に見せる事から始めてくださいね!

注目ニュース